腰方形筋

腰方形筋（m. quadratus lumborum）は、腰椎横突起の外側に位置します。腸骨稜、腸腰靭帯、および下部腰椎の横突起から起始し、第12肋骨の下縁および上部腰椎の横突起に付着します。この筋肉の外側部は、斜め上方および内側に伸びます。この筋肉は、背部で腰仙筋膜の深板に覆われています。大腰筋は腰方形筋の内側部に位置し、背部には体幹を伸展させる筋肉の起始部があります。

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腰方形筋の働き

両側収縮では、脊椎を垂直位置に保つのに役立ちます。一方、片側収縮では、脊椎を横に傾け、体幹をまっすぐにする筋肉と腹筋とともに第 12 肋骨を下方に引っ張ります。

腰方形筋の神経支配

腰神経叢の筋枝（ThXII、LI-II）。

腰方形筋の血液供給

腰動脈、肋下動脈および腸腰動脈。

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