子宮外妊娠の超音波徴候

子宮外妊娠の超音波検査による兆候

妊娠可能年齢の女性の骨盤内腫瘤は、子宮外妊娠の可能性があります。超音波検査は有用ではありますが、子宮外妊娠を診断するには十分な精度ではありません。ごくまれに、超音波検査で受精卵が子宮腔外にあることが明らかになることもありますが、ほとんどの場合、子宮後腔に血液の滲出が認められ、卵管が拡張して液体で満たされていることが観察されます。

気をつけて：

• 骨盤内臓器の超音波画像が正常であっても、子宮外妊娠の存在を否定するものではありません。
• 妊娠検査の結果が陽性であっても、超音波画像に変化がない場合は子宮外妊娠を除外することはできません。

正常な子宮妊娠が検出された場合、同時に子宮外妊娠も起こっている可能性があります。

病歴や臨床検査データをエコー画像と注意深く比較することが必要である。