心臓インプラントを埋め込んだ人はセックス中に恐怖を感じる

新たな研究により、心臓に電気インプラントを埋め込んだ人々にとって、性的興奮が不安に変わる可能性があることがわかった。

ある研究によると、植込み型除細動器を装着した患者は、絶頂に達した時に装置が痛みを伴うショックを与えるのではないかと恐れ、性行為中に不安を感じることが多く、当然のことながら性行為の活動は大幅に減少することが判明した。

植込み型除細動器（ICD）はポケベルほどの大きさで、不整脈や先天性心疾患のある患者の突然の心停止を防ぐことができます。ICDが異常な心拍リズムを検出すると、正常な電気刺激を発生させ、心臓を正常なリズムに戻します。多くの患者が報告しているように、この電気ショックは痛みを伴い、胸がドキドキするような感覚を引き起こすことがあります。

研究者らは、ICDインプラントを受けた41人を含む151人の被験者を対象に、性的な興奮、性交頻度、性交満足度について調査した。また、性交中の不安度についても評価を求めた。ICDインプラントを受けた男女ともに、性交中にインプラントに伴う合併症が起こるのではないかという不安から、より高いレベルの不安を報告した。

研究者たちは、心臓除細動器の植え込み後に医師が患者に適切なアドバイスを提供すれば、この懸念は軽減される可能性があると考えている。

マウントサイナイ医科大学の医学講師、アルバート・レヴィ博士は、セックス中にショックを受けるリスクは、毎日階段を上るのと同じくらいだと言います。「セックス中のリスクは、階段を上るのと同程度です。ICDを装着している患者が階段を上れるなら、セックスもできます。」

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